00/04/29・春季広島県大会（福山市民球場）

　そろそろ高校野球が恋しいなぁと思い、親子揃って野球観戦。
　球場に着くと、試合開始直前！
　大急ぎで入場券を買い、母親を置いて（おいおい（＾＾；）一人球場内へ。
　三塁側に行った私は、バックネットでウロウロしている母を見つけ、手招きで呼んで３分後にやっと合流しました。
　スタメンをスコアに書き、ひといきつこうと思い隣を見たら、いつの間にか高陽東のご父兄の方からコーヒーを貰っていて、美味しそうに飲んでいました。全く・・・。
　高陽東のご父兄の方、こんな母親ですみませんm（＿　＿）m

　第１試合は、壮絶な打撃戦になりました。走り合いともいいますね。
　高陽東は初回、二塁打と失策などで２点先制。
　一方の広島商、死球、盗塁、失策と無安打で１点、４回はヒット２本と盗塁、バントで同点に。

　高陽東は５回、４本のヒットと失策・犠飛で４点取り、試合を決めたかと思えたが、高陽東の先発・杉田クンにとっては魔の５回。
　３本のヒットと、失策２つ、盗塁や犠打も決められて一気に５点失い、逆転を許す。
　しかし、取られた点は自分で打って取り返す。
　チャンスで杉田クンに打順が回り、名誉挽回とばかりに三塁線の鋭い当たりを放ち、勝利に貢献。

　走り合っていると冒頭で書きましたが、盗塁数は、高陽東が４度試みて３度成功。
　広商は５度試みて全て成功しています。

　高陽東の背番号17番の子に心を打たれました。
　初回、彼の捕球ミスで失点してしまいました。
　３回、左中間を抜けようとする打球に思い切って必死に飛びつきました。
　結局、取れずにヒットになりましたが、思い切って飛びついてなかったら、確実に長打です。
　父兄の方々の応援は暖かく、そんな彼を称える拍手が送られました。
　しかし彼は、取れなかった事を悔やみ、グラブを投げつける感じの動作を見せました。
　途中で代えられてしまいましたが、この姿勢を見て、やっぱり高校野球っていいなぁと感じました。

　第２試合は、如水館の先発・上谷クンの調子が良かった反面、広陵の新井クンは絶不調でした。
　新井クンは、先頭打者に死球を与え、江川クンに打たれていきなりピンチ。
　原クンは三ゴロに打ち取るが、バックホームの送球が逸れて１失点。
　２回は、７番打者の中村クンにホームランを打たれてまた失点。
　この後も走者を背負うものの、何とか切りぬける。

　広陵は、４回に倉重クンの二塁打で１点返すのがやっとでした。

　翌日は雨の中観戦しました。
　母親が車のカギを閉じ込めてしまって、そりゃあもう大変でした。
　こんな母親は動物占いで占うと、タヌキでした。納得でしょ（＾＾；